太る捜査録

今夜は、明日が急遽、休みになったのでＪＲ四ッ谷駅近くにある酒屋「鈴傳」さんにお邪魔しました。
お目当ては、酒屋の脇にある「スタンディングルーム」での「角打ち」です。



「角打ち」と言っても、「燗付け」や調理された「肴」の提供をしているので、正確に言うと「立ち飲み」ですけど・・・デーブは、この雰囲気が大好きです。

お店に入ると、自分が立てそうな場所があるかチェックしつつ、カウンター隅の注文場所で、とりあえずビール小瓶370円と刺身400円を注文して受け取ると、カウンターの空いている立ち位置に収まって・・・

小皿に盛りあわされた刺身に醤油を回しかけ、ビールをグラスに注ぐと準備完了！



まず、ビールをクイッとやって・・・
「旨い！」
仕事の後のビールの旨さは格別です(^^♪

今日の刺身は・・・マグロの赤身とブツ、タコブツ、〆さばです。
特別良いものではないんですが・・・この雰囲気で食べると、頑張った自分への、ささやかなご褒美です。

ビールを飲み干して、日本酒に突入です。
まずは、いつもの富山の酒「満寿泉」（ますいずみ380円・本醸造）とお新香350円を注文。



仕事帰りのコップの一杯にはこれしかないって感じの、呑み飽きしないお酒です。
今日は、キリッと冷やされていて、やや辛口で厚みのある酒質は酒の旨味を感じさせてくれます。

いい具合に飲み進めて、おかわりは・・・壁に貼られた短冊に「今月のオススメ」と書かれた「裏・雅山流　粋華」（うら・がさんりゅう　すいか　純米　550円）を・・・

一口飲むと・・・超ウマイ！！
淡麗ながら旨みがぎっしり詰まっている感じで、コクがありながらも柔らかい感じで・・・これが550円・・・こりゃ、淒すぎる！
他所で飲んだらいくら取られるのかな・・・っていっても、雅山流シリーズって、どこでも売ってるもんじゃないし・・・
気を良くしたデーブ、焼き魚（鮭・350円）も追加して、ほど良く、い～い気持ち。



この感じじゃ立ち飲みじゃなくなっちゃうよ・・・と思いながらも、「立ち飲みは手短に切り上げるのが粋」と思い直して、ご馳走様！

やっぱり、この店、有名店でも、名ばかりの有名店とは一線を画す有名店です。
できるだけ、酒マニアのための店にならないで、酒飲みのための店であって欲しいな・・・と思うデーブでした。
今夜も、ほろ酔い・・・満足なデーブでした。

■鈴傳　スタンディングルーム
定休日：土・日曜、祝日
営　業：17:00～21:00
所在地：東京都新宿区四谷1-10
ＴＥＬ：03-3351-1777

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