太る捜査録

今夜のデーブは、仕事が早く終わったので、1年以上振りに京浜東北線の新子安駅で途中下車です。
新子安は、タクシー会社で運行管理の仕事をしていた当時に、よく立ち寄っていた町で、日産自動車発祥の地であり、少し大人しいけど工場街にも近くて、大衆的なお店が意外とあって、デーブ的には好きな町です。
高度経済成長期に比べると静かになった町なんでしょうが、京浜工業地帯の面影を残した街です。


　
ＪＲの駅を出て京浜急行の踏切を渡ると、駅ロータリーの左手に、昭和の香りがプンプンして来る小さな飲み屋街があり、ロータリーに面して、今夜の、お目当てのお店があります。
　

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遅い夏休みの3日目、いまだにやってる（試行錯誤を重ねて10ヶ月目）「太る大捜査線」のリニューアル作業も退屈なので、床屋に行った帰りに大船の蓮ちゃんでリフレッシュです。
東京勤務になってからお邪魔できる機会が激減してしまったお店ですが、相変わらず安くて酒飲みのツボを押さえた肴で人気のお店です。

デーブが床屋を出て「今日は席空いてるかな…」と店を覗くと、珍しいことに午後6時を回っているのに先客は2名。
こりゃラッキー！と店に入って、「白ホッピー氷なし」とこの店に来たら絶対注文する「マグロの落とし」でスタートです。
本日のおすすめで気になった「豚肉の味噌漬け網焼き」は品切れと言うので、「どれでも2品選んで500円コーナー」から「すじこ」と「ハムカツ」を選んで晩飯兼用満腹ほろ酔い体制に今夜の飲みの方向性を決定します。
　

　
ある程度、飲みが進んだところで店の看板「焼き鳥」を注文します。
この店は焼き鳥と言っても「モツ焼き」がメインになるので「カシラ」「レバー」「シロ」「ガツ」各1本150円をタレで注文します。
この店の串焼きは、150円でも、他所の店の倍近くのボリューム感があるので、これだけ注文すれば満腹・満足になれます。

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今日は、業務多忙の中、貴重な日曜日。
競馬の重賞レース「ジャパンカップ」開催日だったのですが、昼は身体を休めるために、インターネットで競馬を楽しんだ後、夕方から床屋に行き、髪をさっぱりした帰り道、大船にある行きつけの居酒屋「蓮ちゃん」さんに立寄ります。
大船という町は、気取ったところがなく活気があり、ものすごく好きな町のひとつです。
そんな町の中で、「安くて、旨くて、ボリュームがある」と評判の居酒屋が「蓮ちゃん」です。
大将の長井さんも言葉少なめな人ですが、茶目っ気があり、ありふれた素材を上手く使って、安くて旨くて酒に良く合う料理を出してくれます。
お店が小さな店に移転してから混んでいてなかなか入れなくなってしまったのですが、日曜日は入りやすいようです。
今日もカウンターに陣取ると、「ホッピー」400円とこの店に来たら必ずといっていいほど注文する「まぐろの落とし」が入った、「日替わり刺身産品盛」800円を注文します。

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今夜は、晩飯をかねて、大船の行きつけの居酒屋「蓮ちゃん」にお邪魔しました。
6月の移転以来、初めてのお邪魔です・・・と言っても、数回お邪魔したのですが、お店が小さくなってから、お店にお邪魔しても入れないときが何度かあって、今回が初のお邪魔になりました。
席に着くと、とりあえずの生ビールと「まぐろの落とし」300円。



相変わらず、安くて旨いです。

引き続き、お奨めメニューで気になっていた北海道産という「新秋刀魚の刺身」400円。

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今夜は、飲み歩き食べ歩きの原点であるお店に１年半ぶりくらいでお邪魔しました。
東京に職場を移してから疎遠になっていたお店ですが、このお店に通って四半世紀が経ちました。
高校時代にアルバイト先の大学生の先輩に連れてこられて以来の長い付き合いになりました。
このお店は、僕の喜怒哀楽の大半を知ってるんじゃないかな・・・



社会人になって一人で酒を飲むようになってから、このお店で酒を飲みながら決断をした事って数え切れません。
料理の味は勿論。オヤジさん女将さんの適度な距離を保った接客もいい感じです。
常連客から「お母さん」と慕われる大女将もすぐ近くの「焼き鳥みや」でご健在。
お気に入りの店が長続きしてくれているのは嬉しいというか心強いというか・・・

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今週も、休日出勤のデーブです。
仕事がキャパを超えそうな（既に超えているかも？）ときは多少疲れていても「遊び」で心身ともにリセットをしなければ駄目なデーブです。
仕事帰りに横浜駅で途中下車をして5～6年ぶりに横浜駅西口の狸小路に足を踏み入れます。
ちょっと前に流行ったアミューズメント施設に作られた昭和30年代の町が現役そのまま残っている飲み屋横丁です。
今夜デーブが目指しているのは、「豚の味珍」さん。（「味珍」と書いて「まいちん」と読みます。）
狸小路に本店と新店の2店舗が存在するお店で名物は、和風の醤油ダレで煮込んだ豚の頭、耳、舌、胃、足、尾の六種類の珍味を食べさせてくれます。
そうです。今夜は共食いです。
いつも混んでるお店なので、新店の1階をちらりと覗くと、丁度席が空いていたので、乱入し、新店名物の最大斜度60度はあるんじゃないかと言う階段の横に陣取ります。
早速注文です。
メニューを眺めて、「ビールにラッパとカシラ頂戴！ビールはキリンでね」と注文すると同時にキリンラガーの中瓶550円にコップと小皿を出してくれます。
小皿が出てきたら「味珍」に慣れているか慣れていないかが一目で分かります・・・この小皿に反応してカウンターに用意された辛子、酢、醤油、ラー油を混ぜ混ぜしてタレを作り出すか出さないかが、店になれているか、いないかを見分けるポイント。
でも、一見さんも安心してください。新店1階のマスターは、物静かで優しいオヤジさんですから慣れてない人には親切にタレの作り方を教えてくれます。
デーブもタレ作りを始めて注文が揃うのを待ちます。
小皿に辛子を2杯、酢2に対して醤油1の割合がデーブの黄金比
程なくラッパ（辣白菜：白菜の漬物、300円）、カシラ（豚のカシラ肉、700円）が並びます。

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