太る捜査録

今夜のデーブは仕事帰りに寄り道で新宿駅西口近くの思い出横丁に行ってきました。

思い出横丁は、戦後の闇市から続いているという由緒正しき？横丁です。
新宿では横丁というと、こことゴールデン街が有名ですが、客筋が文化人気取ってるゴールデン街よりも、気取りのないストレートな横丁という感じの小便横丁、いや、思い出横丁の方がデーブに合っているような気がして、時々時間があると思い出したように立ち寄るスポットです。



焼鳥屋の煙が漂う狭い路地の両側にびっしり並ぶ店の中で今夜デーブが目指す店は「つるかめ食堂」さん。
昔ながらの大衆食堂といった趣の店構えで、ちょっと変わったメニューがお気に入りです。

店に入ると1階のカウンター席に陣取って、ビールを注文してからカウンター上のガラスケースに並ぶ惣菜の中からウインナーとピーマンと卵か何かを炒め合わせたものを指さして、「それから、これ頂戴」と注文します。
このお店、変わったネーミングのメニュ－が多いので、この頼み方が無難なんです。

程無くサッポロ黒ラベルの大瓶とコップが登場。
何も言わなくても瓶ビールが出てくるところが大衆食堂らしくて良い感じです。
ビールをコップに注ぎつつ灰皿もらってビールをクイッっとやって一服。
さっき注文したウインナーをパクリ。
ウインナーとピーマンに卵とチーズが炒め合わせてあるのかな？
塩味が効いていて香ばしい風味がビールによく合います。
ついでにマカロニサラダも注文して・・・こちらは大衆食堂の正しいマカロニサラダって感じで思わず笑顔になっちゃいます。
適当にお腹も落ち着いてきたところで今日は飲みよりも飯メインの気分なのでシメのメシは、お店名物？の「ソイ丼」を注文します。

注文すると直ぐに店員さんが丼に飯を盛って、奥の厨房に丼を渡すと素早く飯に具が盛られて味噌汁と一緒に出てきます。



「ソイ丼」というネーミングから、大豆を使ったメニューなんだろうな・・・と想像つくと思うんですが・・・その通りです。

丼飯の上に大豆と鶏挽肉をカレー味で炒め煮にした具と半分に切られたハムが載っている他の店であまり見かけない・・・というより他に無いメニューです。

味は、昔懐かしいカレー粉の風味が効いたスパイシーなもので、肉の旨味と大豆の旨味が良い感じに絡み合って、見た目通りの味って感じです。
特別旨いというもんじゃないけど、時々食べたくなる味です。

久しぶりの懐かしい味で満腹になって、飲み食いの代金は1,650円。
値段も良心的で嬉しい限りのデーブでした。

■つるかめ食堂
定休日：水曜
営　業：8：00～23：15LO
所在地：東京都新宿区西新宿１-２-７
電　話：03-3343-4078

新宿西口商店街振興組合のサイト

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