太る捜査録

今日も朝から午後3時まで昼飯も食わずに現場仕事を頑張っていたデーブです。
勿論、腹ペコです。
そんな訳で、晩飯はガッツリ食わないといけないと思って仕事帰りに立ち寄ったのが、横浜市神奈川区山内町にある横浜中央卸売市場青果棟の奥にある定食屋とも大衆食堂とも形容しがたい食堂「秋葉屋市場食堂」さんにお邪魔してきました。



やっちゃ場の奥にある知る人ぞ知る・・・と言っても一時期に比べると大分有名になってしまった「デカ盛り」の食堂です。
デーブも居酒屋を経営していたころは、河岸（水産棟）に仕入れに行った帰りに、仕込み後の昼寝に備えて朝からガッツリ飯を食ってたお店ですが、最近はご無沙汰していたお店です。

市場の食堂と言うと、「安くて新鮮で厳選された素材で食のプロをも唸らせる・・・」云々のコピーが用いられることが多いですが・・・
そんなことは、築地は別格として、地方の市場では素人の妄想であることが多いようです。
特別なものを使っている店は使ってるかも知れませんが、多くは、そこそこの素材を使って値段と商品のバランスが取れていて値ごろ感を感じられるお店が市場で人気があるって感じです。
それに激安のお店って、あまり見かけないような気がします。

素材は、そこそこのものでも味が良いとか、ボリューム感がある・・・とか・・・
そんな訳でこのお店も値ごろ感を感じられるボリューム満点なお店です。

店に入ると店内に張り巡らされたメニューの短冊・・・あれっ？
前は油性の極太マジックで殴り書きされたものが、パソコンでカラー印刷されたものに変わっていて、やっちゃ場の男臭さがマイルドになってる・・・を見ながらテーブルに置かれた「注文票」にゴルフのスコア表についてるような鉛筆で注文を書き込み店のオジサンに注文を通します。



注文票を見てのとおり、ご飯は普通盛りの「中」でも450gもあります。聞くところによると吉野家の特盛・大盛のご飯が320gですから、吉野家の大盛ご飯の40%増し・・・想像してみてください・・・

今夜のデーブの晩飯は、この店でのお気に入り「牛細切丼」850円。
待ち時間もタバコ一服程度の時間で品物登場です！



ラーメン丼のような丼に6分目ぐらいまでご飯が盛られ、牛肉とピーマンと玉葱の細切りがオイスター風味と言うか中華味風味に炒められた餡がかけられ、その頂点に生卵が割り落とされた丼で、味も見た目も、青椒牛肉絲(チンジャオニューロースー)丼に似た物です。
味は町の中華屋さんレベルですが、出来立ての熱々で湯気が邪魔して撮影の邪魔してくれますが・・・いつでも出来立てを出してくれて熱々でボリューム感があって牛肉もそれなりに旨味が感じられて嬉しくなっちゃいます。
腹が減っていたので15分ほどで一気食いに完食です。

満腹で動きたくない幸せ感に浸っていると・・・気になる貼り紙が・・・
ご飯1,300gの「特大」ご飯が1月17日で「一旦打ち切り」になる・・・
デーブは絶対に食べきれないので注文したことありませんが・・・面白半分に注文して残す奴が多く見られたのでお店側が怒って販売中断したのかな・・・？

でも、仕方ないですね、お店の方針ですし、もし残す人が多いことが原因なら、料理人としては残されるようなもの作りたくないですし、お客さんが楽しんでくれても、食べ物は玩具じゃないんですから・・・
食べ物を食べるときは、食材を作ってくれた人と調理してくれた人とご飯を食べられる経済力を与えてくれる人たちに感謝しながら、楽しく残さず食べたいものです。



■秋葉屋市場食堂
定休日：土曜日14：00～翌日曜11：30（年末年始も休みだったような・・・）
営　業：上記を除き24時間
所在地：横浜市神奈川区山内町1-1
電　話：045-441-1919

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