太る捜査録

最近は朝夕冷え込むようになってきて、煮込みや鍋が恋しい季節になってきました。
今夜は仕事を終えて新宿三丁目で気になっていた煮込み専門店「沼田」さんに向かいます。
「沼田」という店名から、何となく老舗のイメージを感じますが、平成18年オープンの新しいお店です。
お店自体は、昭和レトロをイメージしたお店になってますが、店員さんは若くて元気な兄ちゃんばかりです。

店内は大きな相席用のテーブルがデ～ンと置かれていて、店の奥にはテーブル席もあるようです。
混んでくると店先のドラム缶で立ち飲みしてる人もいます。

デーブは醤油、味噌、カリー、塩（柚胡椒・ニンニク・梅の3種で日替り）の煮込みから、「カリー仕立て」390円と、モツ系のつまみから「レバテキ」430円に、キリンクラシックラガーの瓶ビール。

混んでいるためか、少し待たされますが、元気な兄ちゃんの接客が気持ち良いので、あまり腹も立ちません。



タバコを二本くらい吸ったところで煮込み登場！

カレーの風味が食欲をそそります。
肉を摘んで口に入れると・・・赤身のスジかスネ・・・いや肩肉かな・・・修行不足ですみませんが、本来なら固めの赤身肉が上手に柔らかく煮込まれてます。
カレーの風味の中に和風出汁の味も感じられてなかなかいい感じ。
店の兄ちゃんの勧めの、砕いたガーリックチップも良く合います。
向かい側に座ってるお客のお姉ちゃんは、カレー煮込みをフランスパンに載せて食ってる・・・あれも旨そうだけど、もう煮込みはあと少ししか残っていないので、次回挑戦することにして・・・と思っているとレバテキ登場です。



軽く炙ったレバーに塩と刻みネギに胡麻油タップリ！
好物のネギとレバーに、思わずニッコリしちゃいます。
軽く炙られたレバーは、臭みもなく新鮮で、柔らかいだけでなく歯応えもあっていい感じです。
胡麻油とネギを巻き込むようにして食べると、まったりしたレバーに胡麻の風味と塩味が良く合います。
久し振りにネギレバー食ってご機嫌なデーブです。

ビールがなくなったので、メニューを見ていて気になっていた「新宿ハイボール」って何？と店の兄ちゃんに訊くと「甘めの微炭酸」と説明しただけなので「ベースは？」と訊くと「秘密のお酒」と笑いながら答えるのを聞いて更に気になって、「それ飲んでみる」と注文しちゃいます。



ちょっと小さめのグラスに入った琥珀色の液体が「新宿ハイボール」のようです。
飲むと甘目の微炭酸は確かだけど・・・ベースは梅酒かな？それをファンタグレープみたいなジュースで割ったのかな・・・ちょっと修行不足で詳しくは分かりません。
「甘いなぁ～」と思った顔を店の兄ちゃんに悟られたのか「黒ビールで和っても美味しいですよ」と奨められ、黒ビールも追加注文。
黒ビールを入れると、甘味がまろやかになっていい感じです。
でも、危険なお酒になりそうなので、この辺りで撤収です。

新業態のお店でも、経営母体は、もつの老舗「い志井」さんのようです。
どおりで、もつも新鮮だし、煮込みも旨いわけです。

満足！なデーブでした。

■もつ煮込み専門店　沼田
定休日：無休
営　業：17:00～24:00（土・日・祝16:00～）
所在地：東京都新宿区新宿3-7-6 新宿土地建物第一ビル1F　
電　話：03-3350-5029

オフィシャルサイト

もつ煮込み専門店 沼田 (もつにこみせんもんてん ぬまた) （居酒屋 / 新宿三丁目）
★★★★☆ 3.5

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