太る捜査録

パソコン用品を買いに大船まで出かけたついでに、晩飯に立ち寄ったのが、ちょっと前から気になっていた大船駅笠間口の前にあるラーメン屋の「いちろく家」さん。
以前は手打ちラーメンの「銀八」さんがあった場所に昨年くらいにオープンしたお店ですが、閉店が23時まえと早いので、大船で飲んでも店が閉まっていることが多く、まだ入ったことのないお店です。

名前からして簡単に想像できるとおり家系ラーメンの「壱六家」さんの系列店で、大船では3店舗目の出店です。
3店舗目ともなると他の2店舗と差別化を図ろうとしたのか、細麺使用でトッピングを変えた・・・云々という貼り紙がしてありましたが、過去に大船2号店が「支那壱」としてオープンして、家系とは違って、あっさり系のラーメンを出して、しばらくして店名に「壱六家」を併記（と言っても看板は「壱六家」でドアに「支那壱」が併記されている感じ）して家系のラーメンも置くようになったようになるのかな・・・と思いながら店内に入り、食券販売機で「ラーメン」650円の食券を買い求めます。

トッピングは追加しませんでしたが、「支那壱」の時のように「本わさび」のような奇抜なトッピングはなく、家系っぽさの強いものです。

カウンターだけで10席程度の小さなお店で、カウンターには家系お約束の「おろしにんにく」「おろし生姜」「豆板醤」「胡椒」に「すりごま器入りの白炒りごま」が揃っているところも家系そのもの。

そこにラーメン登場です。

見た目は、家系っぽい感じですが、トッピングが確かに違います。
家系定番の青菜がなくなり、代わりに茹でた「キャベツ」と「モヤシ」「メンマ」で、チャーシューはバラ肉を煮込んだ「ラーメン二郎」さんの「豚」に似た感じの厚めのものが載っています。



それに定番の「海苔」3枚が載せられていて、「壱六家」さんの特徴の鶉卵は載っていません。

それからトンコツ臭さもそれほど感じられず、スープは醤油をあまり感じさせない塩っぽい見た目です。

まず麺を手繰ってみると・・・「細麺」としていますが、家系としては細め、他所の店だと中太の麺を使っています。



麺をすするとスープが麺に良く絡んできます。
醤油味もしますが、塩味が自己主張した感じの味付けです。
標準的なラーメンからするとコッテリ系に分類される家系としては軽めの感じのするスープです。
茹でモヤシとキャベツが入るからそう感じるのかもしれませんが、お好みで、ニンニクと豆板醤、生姜、ゴマを少量ずつ入れてみたらスープに重みが出たように感じました。

家系が最近ヘビーに感じるようになってきたデーブには丁度いい味の濃さとスープの重さかもしれません。
女性でも抵抗なく食べられる家系って感じかな？
家系としてはパンチに欠ける感じだけど結構好きな味です。
接客も気になるところがないし、悪くないんじゃないでしょうか？



■いちろく家
定休日：火曜・第2水曜
営　業：11:30～22:00
所在地：横浜市栄区笠間2-1-1
電　話：045-892-5434
　

いちろく家 （ラーメン / 大船）
★★★☆☆ 3.0

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